山のトンネルの女の子

【怖い話 第2632話】山のトンネルの女の子

引用元
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1377875509/

680 :本当にあった怖い名無し:2013/11/12(火) 22:21:58.93 ID:7QGtmQwJ0

長い&怖くなかったらごめんね
これは一週間ぐらい前の話なんだが
俺と友人A、Bとで夜中に恐怖映画祭りをしてたんだ
大量に借りた映画をなんとか見終わって感想を言い合ってた
すると友人Aが
A「そういえば近場に心霊スポットってなかったっけ?」
俺「え?マジでwどこどこw」
A「細かい場所は忘れたけどトンネルだったはず」
B「トンネルってまたベタだなw」
A「ええっと(携帯取り出し検索)お、多分ここ」
俺「…県内みたいだけどどこよ?」
A「さぁ?ナビ使えばわかんじゃね?」
B「ナビって事はまさか行くき?」
A「いやぁwせっかくだし肝試し行かねぇかなとw」
俺、B「おまwwww」
とまぁこんな感じでそのトンネルに肝試しに行くことになった
そのトンネルは山の中にあるらしく
心霊内容は髪の長い女が出る、どこからか声が聞こえるなど
良くあるタイプの心霊スポット
俺らはwktkしながらそのトンネルに向かった

681 :本当にあった怖い名無し:2013/11/12(火) 22:27:49.81 ID:7QGtmQwJ0

ついてみるとそこにはいかにも出ますという雰囲気が半端ないトンネルがあった
深夜1時ほどの山の中なので明かりなど無く
トンネルの中も照明がなくて真っ暗
その見た目にこえぇwやべぇwなどテンションは更にあがった
俺らは入り口のすぐ脇に車を止めてAの家から持ってきた一個の懐中電灯を装備しトンネルに突撃した

トンネルの中は暗く懐中電灯で照らしても向こう側がまったく見えなかった
幽霊がでたらどう退治するか、綺麗なら捕まえちゃおうなど馬鹿話をしながら
ある程度進んでいたとき、友人Aが持っていた懐中電灯が突然消えた
俺「うお!どうした!?」
返事がない
俺「ちょい、ふざけとる?」
また返事がない
姿を確認しようにも自分の姿がギリギリ分かる程度で探しようが無かった
あたりに手を伸ばしたが何も当たらない
何度か声をかけてみても返事がない
悪戯か何かかと思い
明かり代わりに携帯を使おうとしたが
ポケットに入ってなかった
どうやら車の中に置いてきたらしい
仕方ないので俺は壁を伝いながら元来た道を引き返した
少し進むと薄明かりが見えてトンネルを抜けることが出来た

682 :本当にあった怖い名無し:2013/11/12(火) 22:29:33.81 ID:7QGtmQwJ0

だけど脇に置いてあった車が無い
最初置いて行かれたのかと焦ったが
よくよく周りを見ると霧が掛かっていて来た時と雰囲気が若干違った
どうやら戻ったつもりがそのまま出口に出てしまったらしい
俺はまた壁を伝いながら戻る事にした
早足で戻ったおかげか直ぐに入り口が見えた
出口にいなかったし戻ってる間も二人に会わなかったのできっと車に乗っている
なんて文句を言おうか考えながらトンネルを出たら
脇に置いてある車が無かった
それだけじゃなく辺りには霧が掛かっていて
さっき出た出口そっくりだった
トンネルに入ってからは一度も壁から手を離さなかったので
間違えたとは思えない
呆然としてると
霧の向こう側から何かが近づいてきていた
もしかして二人かなと思いそれに近づくと
そこには女の子がいた

683 :本当にあった怖い名無し:2013/11/12(火) 22:31:45.58 ID:7QGtmQwJ0

歳は10位で真っ白い着物?みたいな物を着ていた
肌もペンキ塗ったみたいに真っ白で
口と目じりは真っ赤な化粧?がしてあった
怖いというよりもすごく綺麗だったので
なんか恐怖感が沸かず
何でこんなところに居るんだ?と思った
あきらかに場違いな場所に居るその子は
にっこり微笑みながら俺に近づいてきた
女の子が歩き出した瞬間曇っても無かったのに急に雨が降り始めた
さすがに何かヤバイと思い俺は直ぐにトンネルに引き返した
早く二人と合流して逃げないとヤバイ
俺は急いでトンネルの出口に向かった
出口が見えて出ると
そこには女の子が居た

684 :本当にあった怖い名無し:2013/11/12(火) 22:33:50.05 ID:7QGtmQwJ0

さっきと変わらない場所で
雨が降ってるのに全然濡れていなくて
俺の顔を見るとまたにっこり笑って
両手を俺に伸ばしてゆっくり歩いてくる
たったそれだけの筈なのに
体中が震えて涙が止まらなくなった
歯もガチガチ鳴って心臓を直接握りつぶされてる感じがして
俺はもう腰が抜けて動けなくなってしまった
女の子がゆっくりと近づいてくる
どんどん近づいてくる女の子は
ただ笑っててすごく幸せそうだった
それなのに俺は体中が固まって
みっともなく泣いてる事しか出来なかった
後もう少しで指先が触れると思った瞬間
急に腕を引っ張られて後ろに倒れた
引っ張られた方を見ると
友人二人が不安そうな顔で俺を見ていた
慌てて前に向き直すと
そこには誰も居なくて
霧や雨も無くなっていた

685 :本当にあった怖い名無し:2013/11/12(火) 22:35:21.81 ID:7QGtmQwJ0

B「えっと…お前大丈夫?」
A「どこ行ってたんだ?心配したろ」
俺は二人の腕をつかんでトンネルに向かって
思いっきり走った
今度こそ車が見えて二人を押し込んで
早く出せって言った
その後は良く覚えていなくて気がついたら
自分の部屋で寝ていた

686 :本当にあった怖い名無し:2013/11/12(火) 22:36:30.17 ID:7QGtmQwJ0

こっからは友人から聞いた状況

馬鹿話しながら歩いていたら急に懐中電灯が切れた
慌てて横とかを叩きながらスイッチ連打してたら割と直ぐ点いたらしい
で周りを見ると俺が居なくなってたそうだ
声をかけても返事がなかったので
出口に先回りして脅かそうとしてると思ったらしい
それで特に何もなく出口に着いたが
俺の姿はなかった
それじゃあ車のほうで隠れてるのかと思い
戻ってみたが車にも居ない
どこいったんだと?と心配していたら
トンネルの中から俺の叫び声が聞こえたそうだ
(自分的には叫んだ記憶はない、多分)
急いでトンネルに戻って中を隅々まで照らして俺を探した
けど見つからずそのまま出口に出てしまった
走ってはいたけど注意深く見てたので行き違いにはなってない筈
念のためもう一度入って探したが居ない
二人とも困惑していると
今度は泣き声が聞こえてきたらしい

688 :本当にあった怖い名無し:2013/11/12(火) 22:38:29.18 ID:7QGtmQwJ0

これはヤバイと思い近くにあった木の枝や石を持って
またトンネルに突入した
出口が見えてくるとそこに俺が座ってた
急いで近づいて腕を握ると
雨も降っていないのにぐっしょり濡れていた
思わず腕を引いてそのまま倒してしまった
俺が振り返る
目を見開き泣きながら歯をガチガチと鳴らしてたそうだ
どうしたのか聞こうとしたら
腕をつかまれてトンネルの中に引っ張られた
それでそのまま車に押し込まれた
何事か聞こうとしたら
うわ言みたいに出して早く逃げてと言い続けてたらしい
車を出してトンネルから離れてもずっと
膝を抱えてガタガタ震えてたそうだ
何を言っても反応がないので仕方なしに家に送った
家についても動かなかったので背負って運んだそうだ
服も濡れていたので脱がして身体を拭いた
その間もずっと震えてたらしい
部屋の電気を全て点けて布団に寝かせた
あんなに震えていたから何があったか聞くのは酷なので
そのまま分かれたそうだ

689 :本当にあった怖い名無し:2013/11/12(火) 22:41:12.82 ID:7QGtmQwJ0

で次の日に何があったか話して
まじこえぇってなって
迷惑かけたお詫びに牛丼奢った

最近良くあの子が夢に出るからマジビビる

トンネル



スポンサーリンク