神奈川のある動物商が持ち込んできたタヌキ

【怖い話 第2849話】神奈川のある動物商が持ち込んできたタヌキ

引用元
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1359643494/

272 :本当にあった怖い名無し:2013/02/23(土) 08:57:16.33 ID:ne4C1mDV0

神奈川のある動物商が、友人がタヌキを獲ってきたといって持ち込んできた。
そこは自宅とペットショップの店舗を兼ねており、動物商はそのタヌキをケージに入れて店に置いていた。
ところが数日後の夜から異変が起きる。
夜になると、家の中で誰かの話し声が聞こえる。
話し声はよく聞き取れないのだが、確かに数名の人間が会話をしているようなのだ。
これに動物商の妻や子供が怖がりだした。
夜中に声が聞こえる度、寝床から飛び起きて灯りを点けてみるのだが、家中調べても誰もいない。
動物商も家族も神経をすり減らし、妻は子供を連れて実家に帰ってしまった。
困り果てたその夜、動物商は寝ずに寝床に入っているとまた何者かの会話が聞こえる。
よく、耳を澄ませていると、「ああ…」「うん…」など、相槌のようなものはハッキリ聞き取れるが、
そのほかの言葉はどうもよく聞き取れない。
そしてどうやら居間続きの店から聞こえてくるという事が分かった。

翌日、彼は店の近くに布団を敷いて寝た。
また例の声が始まった時、確実に店内のどこからか声が出てるのを確信した。
動物商はやおら飛び起き、店に向かってハンディライトを照らした。
「誰だ!」
声の先に照らし出されたのはタヌキのケージだった。
タヌキが人の声を真似ていた?
ケージの中のタヌキは此方を窺うのうな顔をして起きていた。

その翌日、タヌキの事を友人に話すと、友人はそれを引き取り山に逃がしたそうだ。

タヌキ



スポンサーリンク