山形東根の温泉旅館で「ヤマノケ」とニアミスした

【怖い話 第3143話】山形東根の温泉旅館で「ヤマノケ」とニアミスした

引用元
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1357447719/

562 :ヤマノケニアミス1/3:2013/01/21(月) 19:58:46.16 ID:vRV66JRZ0

「死ぬほど洒落にならない怖い話」スレで前にあった「ヤマノケ」なんだけど
先日ニアミス(?)した。

年末、古くからの友人4人(全員女)で山形の東根の温泉旅館に忘年会をかねて泊まった。
お酒も入ってみんな日ごろのうっぷんを一通り話し、
2時ごろに就寝。部屋は12畳ほどの和室で、畳に布団をのべてあった。
3つの布団を5畳に並べ、後の1つの布団は机の脇に敷いていたので、
たとえ並べられた3つの布団の真ん中であっても両脇の布団とは30センチは離れており、
多少寝相が悪くても大丈夫という状態。
逆に言えば、隣に何か起こっても手を伸ばしたくらいでは届かない距離。
私は3つ並んだ布団の真ん中に寝た。

563 :ヤマノケニアミス2/3:2013/01/21(月) 20:01:10.24 ID:vRV66JRZ0

しばらく眠ってふと目が覚めた。時間はわからないが、4時近いのかなと感覚的に思った。
さっと寝たまま周囲を見回すと、みんな寝静まっている。中庭に面した窓の障子から少し明かりが透けて見えた。
外灯なのか朝日で明るくなりつつあるのかわからなかった。
とにかくまだ真っ暗と言っても差し支えない暗さだったので、無理にでも寝ることにして目を閉じた。
と、頭の上、枕の自分から左側から「トントン」と音と振動があった。
誰かが指先か何かで枕の端を叩いた、と感じた。しかし左側で寝ている友人は明らかに寝ている。
寝返りをうったくらいでは、手は枕に届かないのだ。そして友人はすっぽり布団にくるまっているので、
その状態から枕を叩くのであれば、まず布団から出る音が聞こえなくてはいけない。

一瞬目を開けようかと思ったが、もし何かいても友人をすぐには起こせないので、
「ああ、気にしないで寝よう」と思って無理に目を閉じたままにした。
すると、今度はその、自分の枕の真上の方に何かが立っている気配がする。
それはもう強烈な気配で、しかも閉じたまぶたにその映像が見える。

最初、からかさおばけ?と思った。
足が一本しかないのがわかる。大きな目がこちらを見下ろしているのもわかる。
でも、得体の知れなさと、「目を開けて見てしまったら取り返しがつかなくなるだろう」という変な確信が沸いてきて
「そんなものはここにはいません」と一心に思って強引に寝た。

564 :ヤマノケニアミス3/3:2013/01/21(月) 20:02:47.88 ID:vRV66JRZ0

先日、一本だたらという妖怪の伝承で、12月20日に現れるといい、
それがどうも山形と宮城の途中で目撃された「ヤマノケ」と酷似しているという記事を読んで、
山形で出会った一本だたら、ヤマノケだったのかなと思ってぞっとしたので書いてみました。

ちなみに、「一本足で目が一つのばけもの」というのは、笹谷峠で出没するという怖い話が
昔からありました。
ただ、自分の脳裏に浮かんだものについては、その時はぜんぜんその笹谷のおばけと同じだとは思いつかず、
ヤマノケの話もかなり前に聞いていましたがピンと来ず、今回一本だたらとヤマノケの類似を扱った記事を
たまたま読んで「この外見は」と思い当たった次第です。

旅館



スポンサーリンク