雨降る峠道の頂上付近を歩く少女

【怖い話 第3252話】雨降る峠道の頂上付近を歩く少女

引用元
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1351294549/

257 :本当にあった怖い名無し:2012/11/05(月) 23:46:30.29 ID:3gLZnMb30

田舎の工場で働いてたときの話。
実家から離れて田舎への赴任が憂鬱だったが、車を買ってからはあちこちへドライブへ出かけていた。
天気のいい休日はドライブ→道の駅で食事→温泉というのが定番コースで、それなりに楽しい日々を送っていた。

8月、仕事の繁忙期が終わり、俺は久々にドライブに出かけることにした。
いつもの道を戻るのは面白くないので、帰り道はたまたま見つけた脇道を通ることにした。
1.5車線くらいの峠道。たぶん今の県道の旧道になるのかな。しばらくすると雨が降ってきた。
峠を登るにつれてワイパーの速度を最大にしないといけないくらいに雨足は強くなってきた。

車を走らせていると峠道の頂上付近で傘も差さずに歩いている少女に出会った。
服装から推定すると中学生くらいかな。テニスのラケットを肩に掛けている、部活の帰りだろうか・・・
あたりも暗くなっていて危ないと思ったので、俺は車に乗せてあげようと声をかけた。
少女はクビを横に振った。まぁ山道でいきなり声を掛けても不審者と間違われるわな。
俺は車に積んであった傘を渡して少女と別れた。

258 :本当にあった怖い名無し:2012/11/05(月) 23:50:56.89 ID:3gLZnMb30

そのときは遅くまで部活熱心な女の子だなぁとしか思っていなかったが・・・yahoo地図を見て驚いた。
俺が少女と出会った峠の周辺に人が住んでる集落は見当たらない。
あれ?あの少女はどこから来たのだろうか・・・

後日、会社で仲の良いおじさんにその日の出来事を話してみた。
おじさんは地元観光案内のボランティアをしていて地元の歴史には詳しかったりする。
その峠付近には小さな集落があったのだが、水害が原因で住民が移住し、今は廃墟になっているとのこと。

俺はオカルト話は好きなんだが霊感は全くなかったりする。霊感の強い姉曰く「あんたは超鈍感でうらやましい」と言われるほど。
あのとき出会った少女は幽霊だったのかな・・・物騒な感じでもなかったけど・・・
それから事故にあったりというようなオチもなく・・・とりとめのない話ですみません。

山



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