【怖い話 第3458話】山道で車の後ろをぴったりくっついてくる市バス
引用元
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1341449031/
81 :本当にあった怖い名無し:2012/07/07(土) 00:18:29.55 ID:W6KqqwsK0
今日親父の命日だからなんとなく思い出した。
話半分に聞いた話だから詳しいことはわかんないけど生前親父に聞いた話。
ちょっと垂れ流させて。
俺が生まれる前の話なんだが、
親父は弁当なんかを運ぶ仕事してたんだ。
朝一で各家庭に届くように夜通し山道を走ることもざらだったらしい。
で、その日も自分以外車一台走らないような真っ暗な山道をワゴン車でひた走ってた。
走り続けて日も変わった頃、後ろからヘッドライトの明かりが近づいてきた。
(こんな時間にめずらしいな…)
バックミラーで確認するとどうも市バスらしい。ハイビームが眩しくて車内はよく分からなかったそうだが。
その後市バスは親父のワゴン車の5,6mほど後ろをぴったりくっついてきたそうだ。
ワゴン車が速度をあげるとバスも速度をあげる。ワゴン車が速度を緩めるとバスも速度を緩める。
一向に離れない後続車に親父は少しイラつき、車を路肩に寄せた。
車を停車させ、親父は隣を抜けるバスを眺めていた。
「そこまできてそのバスがおかしなことに気づいたんだ」と親父
バスの車内は煌々と明かりが付いていたが客どころか運転手の姿すらなく、ただむなしく吊革が揺れていたという。
親父が唖然と見送ってる前で走り抜けたバスはすぅーっと闇の中に消えていったそうだ。
今日親父の命日だからなんとなく思い出した。
話半分に聞いた話だから詳しいことはわかんないけど生前親父に聞いた話。
ちょっと垂れ流させて。
俺が生まれる前の話なんだが、
親父は弁当なんかを運ぶ仕事してたんだ。
朝一で各家庭に届くように夜通し山道を走ることもざらだったらしい。
で、その日も自分以外車一台走らないような真っ暗な山道をワゴン車でひた走ってた。
走り続けて日も変わった頃、後ろからヘッドライトの明かりが近づいてきた。
(こんな時間にめずらしいな…)
バックミラーで確認するとどうも市バスらしい。ハイビームが眩しくて車内はよく分からなかったそうだが。
その後市バスは親父のワゴン車の5,6mほど後ろをぴったりくっついてきたそうだ。
ワゴン車が速度をあげるとバスも速度をあげる。ワゴン車が速度を緩めるとバスも速度を緩める。
一向に離れない後続車に親父は少しイラつき、車を路肩に寄せた。
車を停車させ、親父は隣を抜けるバスを眺めていた。
「そこまできてそのバスがおかしなことに気づいたんだ」と親父
バスの車内は煌々と明かりが付いていたが客どころか運転手の姿すらなく、ただむなしく吊革が揺れていたという。
親父が唖然と見送ってる前で走り抜けたバスはすぅーっと闇の中に消えていったそうだ。
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