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【怖い話 第1話】老婆を追いかけて
106 :名無しさん :2014/03/25(火)14:31:06 ID:g6M56zHl5

全く意味が分からんし、出てくる人物、モノにもなんの関連性も見出だせない話なんだが

ちょうど一年ほど前、こんな夢を見た。

気がつくと俺は小学校の体育館の入り口に立っている。
体育館にも後ろのグラウンドにも誰も居ない。
入り口にぼーっとたったまま、グランドに出るか体育館に入るか迷っていると、突然大きな怒鳴り声が聞こえた。

びっくりして辺りを見回すと、体育館の奥にぼさぼさの白髪頭で短い着物のような物を着た、鬼のような顔の老婆が立ってる。

なんだあいつ?と思った瞬間金切り声をあげ、カマのような物を振り回して向かってきた!!

ヤバイ、と瞬時に思った俺はグランドへ逃げた。
グランドを突っ切って校門から外に出ようと必死に走る。
それなのに、なぜか全く校門に辿り着けない。
グランドがどんどん伸びて、ついに校門が見えなくなってしまった。

なんでだよ!!と思って泣きそうになった瞬間、老婆のシワクチャで長く鋭い爪を伸ばした手が、おれの肩を掴んだ。

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107 :名無しさん :2014/03/25(火)14:32:11 ID:g6M56zHl5

そこで、目が覚めた。


なんだ夢か…と体を起こす。
するとそこは、小学校の体育館だった。

え??と思って、ふと、額に違和感を感じた。
自分の左に指で触れてみると、鶏肉の塊のようなものがベットリと付いている。

なんだこれ?と指についたそれを眺めていると、体育館の入り口に気配を感じた。


そこには老婆がいた。
ぼさぼさの白髪頭で短い着物のような物を着て、そして顔はとても優しい笑顔だった。
先ほどの夢とはまるで違う顔だが、同じ人物だとなぜだか思った。

その老婆の顔を見た途端、懐かしいような切ないような泣きそうなような、そして今まで感じたこともないくらい幸せなような、
そんな安心感を覚えた。


なぜだがわからないが、ああ、ここに居たんだ、俺もここに居るべきなんだと思った。

すると、その老婆が優しい笑顔のままヒョイとグランドへ行ってしまった。

俺は走って追い掛けた。
俺がグランドに出た時には、老婆はもう米粒ほどの大きさに見えるまで遠くへ行っていた。

俺は走った。
少しずつ少しずつ、老婆に追いついていく。
物凄く幸せな気持ちで、走った。

そこで、本当に目が覚めた。

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108 :名無しさん :2014/03/25(火)14:32:55 ID:g6M56zHl5

その日から、俺は時々老婆を追いかけている夢を見る。
とても幸せで、嬉しくて、ずっとこの世界に居たい……そんな気分で走っている。
老婆との距離は、夢を見るたび少しずつ縮まっている。

109 :名無しさん :2014/03/25(火)14:33:49 ID:g6M56zHl5

おわり。この夢は、本当なんなのか全くわからない。
でも、今ではこの夢が見たくて見たくて、老婆を追いかけたくて追いかけたくてたま、ない自分が居る。

113 :名無しさん :2014/03/26(水)11:51:32 ID:TOxhyB6Fn

>>109
一見いい話っぽいんだが、それ老婆に追いつくと何かが起きてしまうんでないか?
何かが

115 :109 :2014/03/27(木)17:34:52 ID:okekJgPXK

>>113
俺もそんな気がする
だけどあの夢が見たくてしかたないし、夢の中で走ってるとすげー幸せなんだ
いつ追いつけるかわからないくらい、少しずつしか前に進めていないから真相がわかるのはもう少し後になりそうだ

参考URL
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1394020854/


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