中国で捕虜になり、日本人の遺体を埋める作業をさせられていた

【怖い話 第542話】中国で捕虜になり、日本人の遺体を埋める作業をさせられていたじいちゃんの話

参考URL
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1409634803/


856 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/02/12(木) 21:00:37.75 ID:EvPuC7sR0.net

中国で捕虜になっていたじいちゃんの話

通化事件の後、じいちゃんを含む日本人の捕虜は日本人の遺体を穴を掘って埋める作業をさせられていた。
朝から夜まで作業は続き、休んだり気を抜いたりすると監視役の中国兵から暴行を受けるのは普通だったらしい。
じいちゃんの班の監視役の中国兵は日本兵から取った軍刀を持って見回りをしていて
いつ切られるかと怯えながら、異臭が漂う中黙々と作業をこなすしかなかったらしい。
ある晩、じいちゃんの班の仲間が過労に耐えかねて立ったまま寝てしまった。
それを見つけた監視役の中国兵はじいちゃんの班を整列させて、散々罵った後に全員切ると言って刀を抜いた。
もう終わったと思い観念して目をつむったが、誰の断末魔も聞こえない。
何故かと思い顔を上げると監視役の中国兵が刀を抜いたまま固まっていた。
不思議に思って眺めていると中国兵は刀を落として官舎へ戻って行った。
良かった助かったと班の仲間と喜んでいると、他の班の日本人達がかけよってきて

「お前たちの掘っていた後ろの墓穴から鬼火が出とった」

と口々に言われたらしい。
戦場じゃ不思議なことが起こるんじゃと笑って話していた。

862 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/02/12(木) 22:20:54.49 ID:EvPuC7sR0.net

先生に褒められたからじいちゃんから聞いた話もう一個書く

捕虜になった後、じいちゃんは中国の解放軍に医療スタッフとして半ば無理やり招き入れられた。
日本に帰ることなく中国の広大な大陸を転戦し、じいちゃんは野戦病院で何人もの解放軍兵士を看取ったらしい。
野戦病院に送り込まれる解放軍兵士は、最初日本人の医療スタッフに敵意を示したりヤブ医者と罵ったりするが
手厚い看病をしてやると態度が一変し、先生やポン友と呼ばれるようになるらしい。
結核を患ったある開放軍兵士もそんな兵隊のうちの一人だった。
満足に薬も機材もない野戦病院で、彼は毎日血を吐き続けながらも先生なら治してくれる先生ならなんとかしてくれると言っていたらしい。
ある日、その兵士は発作を起こした後、今までにないほどの血を吐いて亡くなってしまった。
じいちゃんがなくなった彼の目を閉じようとした時、その兵士はスックと上半身を起き上がらせて胸のポケットに手を当てながら

「タンペー!タンペー!タンペー!」

と三回言ってすぐ倒れたらしい。もちろん彼は死んでいた。
中国語が分からないじいちゃんは通訳を呼んで何を言っていたか聞いてみると、彼は「党費」と言って死んだらしい。
不思議に思い彼の胸のポケットを調べるとお金が入った封筒が出てきた。
じいちゃんは「あれは共産党に渡す党費やったんやな。最後まで共産党員であると示したかったんやろ。死んだ後に思い出したんやろな」と言っていた。

捕虜



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