都内の出ると有名な墓地に肝試しに行った

【怖い話 第707話】都内の出ると有名な墓地に肝試しに行った

参考URL
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1394020854/


928 :900@\(^o^)/:2014/07/02(水) 14:27:51.95 ID:Pm9uhouT0.net

>>927

穏やかに受け入れると言うよりも、自分に説明できないことは沢山あるので・・・
相対性理論を説明しろと言われても困ってしまいますし
航空力学に至っては物理では説明がつきません

そんなこんなで、説明できないことはいっぱいあって、巡りあわせのよいことなら
人はご加護と呼んだりしますし、悪ければ、災い、と
ちょっとスレチになってしまいますが・・・それをひしひしと感じた出来事がありました

16年ほど前のことです

当時、まだニートという言葉もない頃、フリーターとかいう肩書もまだアリのご時世

当時私たちはご多分にもれず、仲間内で集まって深夜まで遊ぶことが多かった
仲間と言っても学生もいれば、フリーターもいるし、高校を卒業してから
なにもせずにぶらぶらしてる奴もいた

社会人がいるので、みんなが集まって飲みに行ったり、遊びに出掛けたりするのは
自然と日が落ちて普通の会社の定時を大分過ぎた頃になる

ある熱い夏の夜のこと、単に仲間内でのブームだったのか、世の中的にオカルトブームの
再興だったのかは今一つはっきりしないのだけど、仲間の一人が納涼スポットに行きたい
と言い出した。何のことはない、心霊スポットに出向いて肝試しをしようというわけだ

怖がりの私はやんわりと反対をした。いい子ぶるわけではない。
映画でも十分に涼をとれる私は、その年の頭に公開された「リング」という映画で
夜中散々おっかない思いをしたおかげで、まだクスリが効いていたのだ

929 :900@\(^o^)/:2014/07/02(水) 14:28:23.98 ID:Pm9uhouT0.net

それでも、それ以外には大きな反対もなくて、結局私たちは、
肝試しに出かけることになった。場所は都内の出ると有名な墓地。

いくつか候補があった中では比較的無難な場所がチョイスされた
やっぱり、みんな心のどこかで「出たらまずいし」なんて思っていたのだろう

仲間の一人が家の車をだしてくれて、7人が乗り込んだ。
ワンボックスとは言え、7人乗るとさすがに満載感がある

目的地に着くと、近所に路駐して、全員で墓地へ向かった
当時スマートフォンなんてないから、こっちかなー、あっちかなー、なんて言ってるうちに
何となく塀らしきものが見えてきて、向こう側がお墓なんだな、と思ったことを覚えている

夏であることもあって、他にもおバカさんたちがいたようで、ちょっと離れて歩いてる友達が
あっちにも何人かで来てる人がいるみたい、なんて言ってた

ワイワイギャイギャイ騒いでる私たちはさぞやご迷惑だったことだろう
仏様にも、他のグループにも

とはいえ、その時は特に「目撃」はなく、大分盛り下がってきた所で、
雰囲気に飲まれたのか、女の子が気持ちがワルイと言い出して、車に戻ることになった。
全員が車に乗り込み、とりあえずファミレスでも行って、冷たいものでも飲めば落ち着くだろう
ということになった。

車は走り出し、近所のトンネルに入った。なぜか自然とみんなが黙り込んだ
もうトンネルを抜けようとしたその時だった。運転してた奴が、「ヒィッ」と叫んだかと思うと
急にハンドルが切られ、ガードレールに突っ込んだ
車は大破。6人が多かれ少なかれ怪我をし、二人は入院。うち一人は複数個所の骨折。
車を運転していた奴だった。ハンドルに胸を打ったのと、足首が特に酷かった

930 :900@\(^o^)/:2014/07/02(水) 14:29:35.74 ID:Pm9uhouT0.net

そして、一人怪我の無い奴がいた。車内中部に座っていた私は
たまたま口寂しくて、通路というか床に置いてあったコンビニの袋に手を伸ばして
なにかキャンディかガムみたいなのはないか探っているときにそれがおきたのだ

私は座席から通路に放り出され、運転席と助手席の背面になっている平坦な場所に
身体を密着させることになったようだった

あとで、見舞いに行ったときに聞いたところによると、
シートの下から手が出てきて足首ををつかまれたと、青い顔でボソボソと言っていた
それがいたずらだとすれば運転席の後ろに座っていた私が容疑者になるのだけど
そもそもそれは無理があるのだ。先ほども言ったが、運転席と助手席はある意味
後部のワゴン空間とは隔離されている。後部座席から運転席の下に手を入れることは
構造上不可能なのだから

友達もそれは解っていて、しきりとふざけてお墓なんて行くべきじゃなかったと言っていた
事故の規模としても小さくなかったので、死人が出なくて本当に良かったと言うほかない

話を聞きながら、その時シートの下を見たらもっと怖かったんじゃないかと思ったが
想像した自分がチビりそうになったので言うのは止めた

これが殆ど幽霊話のネタはない、私の唯一と言っていい心霊がらみ話です
これを思いだすとき、いつも不思議な気がすることがいくつかあるんです
なぜ、トンネルに入った時急に口寂しくなったのか
なぜ、トンネルを抜けて、明るい所で探そうと思わなかったのか
なぜ、この後すぐファミレスに入ると決まっていたのに我慢しようと思わなかったのか
なぜ、コンビニで買ったものはあらかた解っていて、ガムもキャンディも無いと知っていたのに手を伸ばしたのか・・・

そんな訳で、世の中には説明できない、不思議なことがある
自分が困りでもしない限り、それを頑なに否定する必要はない。
そう思う様になりました

スレチ長文、失礼しました。話の流れということでお赦し頂ければ幸いです。

墓地



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